クローンスマホ(iPhone)
【クローンiPhoneとは】作り方やできることは?防止対策も解説
有名タレントとアーティストの不倫騒動で話題になった「クローンiPhone」
名前からもイメージできるように、あなたが持っているiPhoneと全く同じiPhoneが存在している、ということです。
では、クローンiPhoneとはどのようにして作られるのか?手順について詳しく確認していきましょう
この記事の目次
- 1. クローンiPhoneとは?まったく同じiPhoneがもう1台存在する
- 2. クローンiPhoneの作り方|作る時に必要な4つのアイテム
- 3. クローンiPhoneの作り方|手順を画像付きでチェック
- 4. クローンiPhoneでできることは?SNSの監視ができてしまう
- 5. クローンiPhoneを作られないために!今すぐできる防止対策の方法5つ
- 6. もしかしたら?クローンiPhoneが作られれいないか確認する方法
- 7. 【補足】クローンiPhoneがあるならクローンAndroidもあるの?
クローンiPhoneとは?まったく同じiPhoneがもう1台存在する
- iPhone「A」:本物
- iPhone「B」:クローンだが「A」と全く同じ
「クローンiPhone」とはその名の通り、全く同じiPhoneのことです。
自分が持っているiPhoneと全く同じiPhoneがもう一台存在する、とイメージすると分かりやすいです。
ちなみに…
ベッキーさんの不倫騒動がきっかけで話題になった「クローンiPhone」
実は浮気・不倫調査で使うことがあるのだそう。
LINEのやり取りが証拠として入手できますから、有効な情報収集手段の一つということは納得できます。
が、ベッキーさんの不倫が大々的に取り上げられたことで「クローンiPhone」という存在が世間で広く知られることになりました。
中には「クローンiPhoneを作られないために、対策をしないと・・・」と、すぐさま対策を講じた方もいるでしょう。
クローンiPhoneの作り方|作る時に必要な4つのアイテム
クローンiPhoneの作り方そのものは非常に簡単です。
でも、必要な道具・環境を準備できないと、クローンiPhoneを作ることはできません。
クローンiPhoneを作るために必要な道具が次の4つです。
- 本物のiPhone
- もう一台のiPhone(クローン用)
- iTunesがインストールされているPC
- USBケーブル
たったこれだけでOKです。
クローン用のiPhoneを準備する必要はありますが…
特殊な道具が必要!ということはありません。
PCに関してはiTunesがインストールされていれば問題なし。
USBケーブルに関しては、家電量販店にいけば間違いなく置いてあります。
クローンiPhoneを作るならバレない環境でやることがポイント
次に、クローンiPhoneを作るために必要な環境ですが…
【作業中にバレない環境である】ということが非常に重要です。
この点さえクリアすることができれば、クローンiPhoneを簡単に作ることができます。
とはいえ…
クローンiPhoneを作っていることがバレる可能性は低いです。
「なにやってるの?」と聞かれたら「データを移行している」とか「念のためにバックアップをとっている」などと答えれば、まず怪しまれませんからね。
クローンiPhoneの作り方|手順を画像付きでチェック
ここからは、クローンiPhoneの作り方を見ていきます。
これといって難しい手順はありません。
下記の手順とおりに進めれば、誰でも簡単にクローンiPhoneを作ることができます。
1.iPhoneとPCを接続する
まずは「本物のiPhone(クローンではないiPhone)」とPCを、USBケーブルで接続します。
2.暗号化・バックアップ
続いて、暗号化とバックアップの操作を行います。
- USBで接続したままiTunesを起動
- 「このコンピュータ」にチェックを入れる
- 「iPhoneのバックアップ暗号化」にチェックを入れる
- 今すぐバックアップをクリック
これでOKです。
3.iPhoneの接続を解除
しばらくすると、バックアップが完了します。
「バックアップが完了しました」という表示がでたら、USBを外します。
4.クローン用のiPhoneを接続
次に、クローン用のiPhoneとPCをUSBで接続します。
あやまって先ほどのiPhone(本物のiPhone)を接続しないよう、ご注意ください。
5.バックアップから復元
iTunesに「新しいiPhoneにようこそ」という表示がでます。
「このバックアップから復元」にチェックをいれ、続けるの青いボタンをクリックしましょう。
6.完了
復元が完了すれば、クローンiPhoneの作成が完了します。
クローンiPhoneにLINEやFacebook、Twitterなどのアプリが入っていなくても、後からインストール→ログインすれば、本物のiPhoneと全く同じように利用できてしまいます。
※追記※
複数端末でのLINEアクセス(ログイン)はできなくなりました。
▶▶LINEの同時アクセスが不可能に
クローンiPhoneでできることは?SNSの監視ができてしまう
クローンiPhoneでできることとして、主に下記が挙げられます。
- LINEのやり取りをリアルタイムで監視できる
- Facebookのタイムラインやメッセージを監視できる
- Twitterのタイムラインやフォロー・フォロワーなどを監視できる
- ブラウザも普通につかえる
- 会員サイトにログインできる
このように、LINE・Facebook・Twitterなどのアプリをリアルタイムで監視できてしまいます。
さらに、SafariやGoogle Chromeなどのブラウザも普通に使えます。
各機能について簡単に見ていくと…
LINEの監視について
LINEの場合、他の端末からログインすると、古い端末のアカウントが削除されてしまいます。
でも、クローンiPhoneは「同一人物が同一端末を使っている」という認識です。
なので、他のiPhoneからLINEにログインしてもアカウントが削除されません。
LINEのトーク履歴や友達一覧など、すべて見ることができてしまいます。
新しいトークが送受信されれば、それもリアルタイムで見れます。
※追記※LINEの同時アクセス(ログイン)は不可能になりました
2016年2月22日のアップデートにより、LINEの同時アクセス(ログイン)は不可能になりました。
クローンiPhone対策ですね。
Twitterの監視について
Twitterは複数端末でログインが可能です。
普段使っているiPhoneだけでなく、他のスマホやPCからログインすれば、どの端末でも問題なく使えます。
Facebookの監視について
Twitterと同じく、Facebookも複数端末でログインができます。
通常であれば、新しい端末(ブラウザ)からログインしようとすると、注意を促すメールが届くのですが…
クローンiPhoneであれば、そのメールも届かずにログインできてしまいます。
ブラウザの使用について
Safari(サファリ)やGoogle Chrome(クローム)などのブラウザを使って、ネットサーフィンができます。
お気に入りや閲覧履歴も見れますから、これまでみたサイト・ページが筒抜けになります。
会員サイトのログインについて
サファリやクロームには、ID・パスワードを記憶させておく機能があります。
普段使う分にはありがたい機能ですが…
もしクローンiPhoneを作られたら、会員サイトにも簡単にログインされてしまいます。
クローンiPhoneを作られないために!今すぐできる防止対策の方法5つ
クローンiPhoneの対策として有効な方法が、次の5つになります。
- iPhoneを肌身離さず持ち歩く
- iPhoneにパスコードをかける
- バックアップを取っておかない
- Androidに機種変更する
- ガラホを使う
それぞれの詳細を見ていきましょう。
iPhoneを肌身離さず持ち歩く
どこに行く時でも肌身離さずiPhoneを持ち歩くことが。対策の一つとして挙げられます。
トイレに行く時、お風呂に入る時などなど。
ただ、常に肌身離さず持ち歩いていると「もしかしたら浮気しているのかも?」と疑問に思われる可能性もあります。
この辺りはバランスを考えたいところですね。
Phoneにパスコードをかける
iPhoneにパスコードをかけておき、簡単には解除できないようにしておきましょう。
「1111」「1234」など推測しやすい数字にするのはNG。
なるべく推測されない・分かりにくい組み合わせにしましょう。
iPhoneにパスコードをかける手順が次の通りです。
バックアップを取っておかない
クローンiPhoneの作成には「バックアップデータ」が必要になります。
なので、iTunesにバックアップデータを取っておかなければ、クローンiPhoneが作られることがありません。
ただ、バックアップデータを取っておかないと、アカウント・データの引き継ぎが大変になります。
クローンiPhone対策を優先するか、引き継ぎを優先するか、ということですね。
有効な方法としては【引き継ぎの時だけバックアップを取る】こと。
引き継ぎをする時以外は、バックアップデータを取っておかない方が有効な対策になります。
Androidに機種変更する
Androidの場合はクローンが作成される確率が極めて低いです。
というのも、クローンAndroidの作成には「アカウントのデータが丸ごと必要」だからです。
パスワードなどを知られない限り、アカウントを乗っ取られることはありません。
機種変更をするには嫌だ・・・
と思うかもしれませんが、クローンiPhone対策としては非常に有効です。
ガラホを使う
操作性自体は「ガラケー」だけどスペックは「スマホ」という仕様になっている「ガラホ」
こちらも「Androidに機種変更する」と同じですが、iPhoneから「ガラホ」に移行するのも有効です。
もしかしたら?クローンiPhoneが作られれいないか確認する方法
クローンiPhoneが作られていないか?
確認する時は「iPhoneを探す機能」を使います。
iPhoneを探す機能は最初から搭載されており、無料で利用できます。
詳しい使い方はこちらのページをご確認ください。
参考▶▶iPhoneを探す機能を使ってクローンiPhoneを発見する方法
【補足】クローンiPhoneがあるならクローンAndroidもあるの?
クローンiPhoneがあるということは「クローンAndroid」もあるのか?
と、疑問に思いますよね。
クローンAndroidも作成できることには作成できるようですが…
Androidの仕様上クローンが作成される確率は極めて低いそうです。
というのも、クローンAndroidを作成するためには「アカウントごと乗っ取らない」といけません。
Googleアカウントのログイン情報を入手する▶バレないようにログインする▶乗っ取る、という感じですね。
なので、iPhoneに比べると、クローンが作成される確率は極めて低いと言えます。
ちなみに…
他人のアカウントにログインする行為は「不正アクセス禁止法」に該当します。
懲役刑・罰金刑などの”刑事罰”をくらうので、絶対にやってはいけません。