探偵に関する疑問・不安
【探偵】LINEやSNSを調べてくれる?スマホ解析は違法のおそれが
お金さえ払えば、どんなことでも調べてくれそうな「探偵」
例えば、パートナーが浮気をしているから、浮気相手とのLINEを調べて欲しい…とか。
また、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを解析して欲しい…とか。
では、探偵に依頼すればLINEやSNS、スマホなどを解析してくれるのか?
その詳細をチェックしていきましょう!
この記事の目次
- 1. 【浮気調査】探偵に依頼すればLINEのやり取りを調べてくれる?
- 2. 過去のLINEのやり取りを復元することもできません
- 3. 【浮気調査】探偵に依頼すればTwitterやFacebookなどのSNSを調べてくれる?
- 4. 探偵がLINEやSNSを調べられないなら、自力で調べればいいのでは?
- 5. LINEのやり取りやSNSの投稿だけでは浮気を立証できない
- 6. メールのやり取りやスマホのデータも、同じく浮気を立証できない
- 7. 浮気を立証するために必要な証拠は「不貞行為の証拠」
- 8. 不貞行為の証拠を集めるなら探偵に依頼した方がいい理由
- 9. 探偵ってどんな方法で浮気調査を進めるの?
- 10. 探偵に浮気調査を依頼すると費用はいくらかかるの?
【浮気調査】探偵に依頼すればLINEのやり取りを調べてくれる?
【この項目のポイント】
- 探偵はLINEのやり取りを調べられない
- 探偵に認められている調査方法は「聞き込み・張り込み・尾行」の3種類
- 調査方法は「探偵業法」という法律で定められている
探偵って「お金を払って依頼をすれば、何でも調べてくれる」というイメージがありませんか?
なので、パートナーと浮気相手のLINEを調べて欲しい…と考えている方も多いのでしょう。
でも、探偵はLINEの調査を承っていません。
- スマホ・LINEのパスワードを解除して欲しい
- パソコンからパートナーのLINEにログインして欲しい
- 逆探知してパートナーと浮気相手の居場所を探って欲しい
…こういった調査依頼は受付けていません。
というのも、探偵に認められている調査方法は「尾行・張り込み・聞き込み」が基本だからです。
この調査方法は”探偵業法(探偵業の業務の適正化に関する法律)”という法律によって定められています。
もしこの法律に違反すると、探偵事務所には刑事罰(罰金刑・懲役刑)だけでなく営業停止(廃止)処分が下されます。
なので、「うちの事務所では特殊なツールを使ってLINEやスマホを解析できますよ!」と提案されたら、疑いの目で見た方がいいです。
不正アクセス禁止法やプライバシーの侵害に該当する可能性もあるので、本当に気をつけてください。
過去のLINEのやり取りを復元することもできません
【この項目のポイント】
- 本人の許可・同意なしでLINEにログインする行為は違法
- LINEのやり取りを復元するのも同じく違法
- 「不正アクセス禁止法」に該当する可能性が高い
探偵はLINE調査・解析などを承っていません。
ですから当然、過去のLINEのやり取りを復元してもらう〜ということもできません。
ただ、探偵事務所の中には「LINE解析調査」を行っているところもあります。
- 探偵 LINE解析
- 探偵 LINE解析調査
というように調べると、該当する探偵事務所がでてきます。
とはいえ、LINE解析調査を依頼するかどうかは、あなた次第です。
いくらパートナーとはいえ、LINEアカウントに勝手にログインする行為は「不正アクセス禁止法」に該当します。
さらに、過去のやり取りを復元して調べる行為は「プライバシーの侵害」や「個人情報保護法」に触れるおそれがあります。
もし、LINE解析調査を依頼したいのであれば、その前に他の探偵事務所に相談してみるといいですよ。
【浮気調査】探偵に依頼すればTwitterやFacebookなどのSNSを調べてくれる?
【この項目のポイント】
- 公開アカウントであれば投稿を調べることができる
- ただし、非公開アカウントの場合は調べられない
- 他人のアカウントに勝手にログインすると「不正アクセス禁止法」に該当する
TwitterやFacebook、Instagramなど、今では色々なSNSが普及しています。
誰でも・気軽に・無料で使えるというメリットがある反面、いつ・どんな時に・どんなタイミングで情報が流出するかわからないというデメリットもあります。
なので、油断しているとSNSがきっかけで浮気が発覚することもあります。
ただ、LINEと同じく、他人のアカウントに勝手にログインする行為は「不正アクセス禁止法」に該当します。
でも、探偵事務所によっては「SNS調査」を行っています。
解析ツールを用いてパスワードを入手して、アカウントにログインする…というような方法ではありません。
どんな調査方法なのか?というと、具体的な内容が下記の通りです。
方法1.タイムラインの確認
SNSの利用頻度にもよりますが、タイムラインにはさまざまな情報が残っています。
特にTwitter。
Twitterはひとり言のようにツイートできます。
今日は◯◯に行った、△△を食べた、☓☓と会った、などなど。
ツイート内容から浮気を疑う(確信する)こともあります。
ただ、あくまでもキッカケにすぎません。
TwitterやFacebookの投稿だけでは、浮気の証拠として弱いので、さらなる調査が必要になります。
2.投稿されている写真の確認
SNSに「写真」が投稿されていたら要チェックです。
というのも、写真から浮気を見破れることがあるからです。
窓・テレビの画面・サングラスなどに反射して、浮気相手が写っていることがあるんです。
※以下、「HAL探偵社」の代表:浅見俊祐氏の見解になります※
浮気している人がTwitterやFacebookなどのSNSを利用している場合、99.8%の確率で証拠が掴める。
証拠の掴み方の一つが「SNSに投稿されている写真の”窓”を見る」こと。
浮気する時間帯は夜が多く、窓の反射で浮気相手が写り込むことが多い。
これと同じ原理で、消えているテレビの画面・サングラスなど、反射するものを徹底的に調べることで、証拠を掴むことができる。
3.反応しているアカウントの確認
Twitterのリツイート(RT)やお気に入り(ふぁぼ)
Facebookのコメントやイイね
投稿に反応しているアカウントの中に【浮気相手】がいる可能性があります。
ただ、公開範囲が制限されている(カギがかけられている)と、相手の投稿やタイムラインを見ることができません。
もし見ることができなかった場合は、頻繁に反応するアカウントをメモしておき、「もしかしたら浮気相手かも」くらいで推測しておきましょう。
カギがかかっておらず、投稿やタイムラインを見れた場合は、浮気の確信を得られる情報がないか?チェック。
怪しい情報があったら、スマホのカメラで撮影して残しておきましょう。
探偵がLINEやSNSを調べられないなら、自力で調べればいいのでは?
【この項目のポイント】
- 自力で浮気調査を進めるのは危険度が高い
- 特に、LINEやSNSを見るのは危険
- バレる可能性が高いうえ、浮気の証拠にはならないから
「自力でLINEやSNS、スマホのデータを調べてやる!」
と思うかもしれませんが、止めた方がいいです。
というのも、パスワードを特定するのが手間ですし、解除して勝手にスマホを見るのは「プライバシーの侵害」に該当するおそれがあります。
また、パートナーのスマホを操作しているところを見つかってしまったら…
逆ギレされて、あなたが悪者扱いされる可能性もあります。
こうなると、LINEのやり取りやスマホのデータは全て消されてしまいます。
浮気の証拠になりそうなものも、すべて隠蔽されるでしょう、
こうなると、為す術なく泣き寝入り…という結果に終わってしまいます。
ですから、自力での浮気調査は止めておいた方がいいです。本当に。
LINEのやり取りやSNSの投稿だけでは浮気を立証できない
【この項目のポイント】
- LINEのやり取りは「単なる言葉」にすぎない
- SNS(Twitter・Facebook)への投稿もいくらでも捏造できる
- なので、LINEやSNSだけでは浮気を立証できない
LINEやSNSを調べるリスクとして「不貞行為の証拠にならない」ということもあげられます。
LINEでのやり取りやSNSへの投稿内容。
これらがきっかけで浮気を確信することもありますが、決定的な証拠にはなりません。
やり取りをしている相手が実は同性。SNSに投稿した写真は加工ソフトを使って作ったもの。
…という可能性もゼロではありませんよね?
ですから、LINEやSNSなどの内容は「浮気を確信する情報」とか「浮気の補助証拠」として捉えておくのがいいです。
メールのやり取りやスマホのデータも、同じく浮気を立証できない
【この項目のポイント】
- メールの場合、送り主が浮気相手であるとは100%断定できない
- スマホのデータも同じく、浮気の証拠としては不十分
- 浮気を立証するには「不貞行為の証拠」が必要
LINEやSNSと同じく、メールのやり取りやスマホのデータも、浮気の証拠としては不十分です。
「SNSで知り合った相手と、ただメールでやり取りしてるだけ。実際には会ってない」
「一緒に写っているのは職場の後輩。酔っ払って近寄ってきた時に写真を撮られたんだよ」
…というような言い訳が通用してしまいます。
ですから、怪しいやり取りや2ショット写真などを発見したら、さらなる証拠集め(不貞行為の証拠を集める)を進めましょう。
浮気を立証するために必要な証拠は「不貞行為の証拠」
【この項目のポイント】
- 不貞行為の証拠=異性と肉体関係を持っていたことがわかる証拠
- 写真や動画などで撮影しないと不貞行為の証拠にはならない
- 自力で集めるのは”ほぼ”不可能
パートナーの浮気を立証して、慰謝料や損害賠償などの制裁を下すためには「不貞行為の証拠」が必要です。
また、心の底から反省させる・誓約書を書かせる・離婚を突きつけるなどの時にも、不貞行為の証拠が役立ちます。
「不貞行為の証拠ってどんな証拠なの?」というと、具体例が下記の通りです。
(詳細は+ボタンをタッチ)
見ていただけるとわかるように、不貞行為=配偶者以外の異性と肉体関係を持つことです。
そして、証拠として使えるものは「写真や動画」です。
ホテルやアパート、自宅に出入りしている様子を撮影し、なおかつ顔が鮮明に写っている必要があります。
これを自力でやるなんて…ほぼ不可能です。
パートナーと浮気相手が会う日を特定する▶バレずに尾行する▶鮮明に撮影する
といった調査をすべて自力で行うわけですからね。
確実に証拠をつかむなら、浮気調査のプロである「探偵」に依頼した方が間違いありません。
不貞行為の証拠を集めるなら探偵に依頼した方がいい理由
【この項目のポイント】
- 探偵は浮気調査のプロ。調査業務の約70%が浮気調査。
- 浮気問題のカウンセラーにもなってくれる
- 裁判に発展しても利用できる証拠を集めてくれる
探偵は様々な調査業務を行っていますが、大半が「浮気調査」の依頼です。
割合にして約70%ほど。
怪しい・胡散臭いというイメージが強いですが、調査能力の高さはホンモノです。
また、日々浮気問題と戦っているため、依頼者1人1人に応じた的確なアドバイスをしてくれます。
探偵事務所によっては夫婦カウンセラーが常駐しているので、夫婦関係の改善についても相談することができます。
浮気調査については、証拠をつかんだ後からが本当の闘いですからね。
- 依頼する前は関係修復を希望していたけど、浮気の証拠を見たら離婚したい思いが強くなった。
- 離婚はしないでもう一度やり直したいけど、どうやって接すればいいかわからない…。
だいたいのパターンとしては、この2つにわかれます。
とはいえ、いざ証拠を目の当たりにすると、頭の中がゴチャゴチャになります。
冷静な判断ができなくなり、どうしても感情的になりがち。
でも、そんな時にこそ探偵が親身にサポートしてくれます。
あなたの悩みや要望を丁寧に聞いてくれますし、それに応じたアドバイスもしてくれます。
探偵ってどんな方法で浮気調査を進めるの?
【この項目のポイント】
- 調査方法は「探偵業法」によって定められている
- 認められている調査方法は張り込み・聞き込み・尾行の3つ
- 違法行為をした場合は探偵事務所に刑事罰が下される
探偵は「探偵業法」という法律に基づき調査を進めていきます。
この法律で認められている調査は「張り込み・聞き込み・尾行」の3種類です。
ただ、証拠確保のための撮影やなども行われます。
「いくら証拠確保とはいえ、無断で勝手に撮影するのって違法なんじゃ?」と思うかもしれません。
ただ、浮気(不倫)は民法でいう「不法行為」や「不貞行為」に該当します。
つまり、立派な違法行為というわけです。
ですから、証拠確保のための撮影=違法行為を証明するために必要な行為、と言えます。
探偵に浮気調査を依頼すると費用はいくらかかるの?
【この項目のポイント】
- 探偵事務所や調査日数によって上下する
- 相場としては10万円〜50万円ととても幅広い
- まずは探偵事務所から見積もりをもらうのがいい
探偵に浮気調査を依頼すると、なかなか高額な費用が発生します。
調査の難易度や調査時間(日数)にもよりけりですが…
安くても10万円弱〜高いと50万円以上かかることもあります。
「本当にそんなに高いの!?いくらなんでも高すぎじゃない!?」
と思うかもしれません。
でも、計算するとだいたいこれくらいの額になるんです。
本当に10万円〜50万円くらいの費用がかかるのか?詳しくはこちらのページを参考にしてみてください。