探偵の調査料金
【探偵】浮気調査を1日だけ依頼すると費用はいくら?
問題やトラブルを早く解決したい…費用を安く抑えたい…
そのような理由から、依頼の当日に調査を要望するクライアントも少なくありません。
ですが、即日調査の難易度は非常に高いです。
その理由は3つあります。
探偵が行う浮気調査|即日調査が難しい3つの理由
- 時間的な余裕がない
- 失敗のリスクが高い
- 十分な話し合いが行えない
主な理由がこの3つです。
次に、各理由の詳細を見ていきます。
①時間的な余裕がない
例えば個人で開業している探偵の場合、他にいくつか案件を抱えていれば、スケジュールはすぐに埋まってしまいます。
依頼当日も予定が入っている可能性が高く、即日で対応することは困難。
通常の調査には、最低でも1週間程度は必要です。他の依頼と並行して業務に取り組む場合も珍しくありません。
大手の探偵社なら人手は足りるかもしれませんが、やはり即日の調査は断るケースが多いようです。
②失敗のリスクが高い
調査の回数(日数)は、多いければ多いほど成功の可能性が高くなります。
浮気調査を例に考えてみましょう。対象者が「週に一度のペースで密会している」場合、1週間の調査(尾行など)を行えば、その現場をほぼ確実に押さえることができます。
しかし依頼当日のみの調査では、確率は単純計算で7分の1。「勘」や「運」に頼る他ないのです。
③十分な話し合い、ヒアリングが行えない
探偵に対する依頼は「相談」や「打ち合わせ」から始まります。
依頼者と探偵でしっかり話し合い、綿密に調査プランを計画するわけですね。
依頼者からの「情報提供」、探偵の「聞き取り調査」も事前に済ませなくてはなりません。
当日・即日に調査を開始しようとすれば、どうしてもその部分が疎かになりがち。
結果として、調査に失敗するリスクも高くなります。
即日で調査が完了する例外的なケース
とはいえ、即日で調査に着手して、当日に完了するケースが全くないわけではありません。
例えば、盗聴器の発見作業は数時間で完了します。
行方調査に関しても、氏名や電話番号などあらかじめ判明していれば、数時間で終わるかもしれません。
調査の難易度が低く、専用の機材や情報(データベースなど)が充実していれば、即日で調査を終えることも可能です(あくまで例外的なケースではありますが)。
当日の調査が難しいケース
逆に、尾行や張り込み、聞き込みなどによる調査は時間を要します。
最低でも1週間程度の期間は見込んでおいたほうが良いでしょう。
依頼時には、相談→見積もり→契約→調査開始という手順を踏みますが…
契約に至るまでに数時間を要する例も珍しくありません。
さらに調査に数時間を要することを考えると、当日の依頼は現実的ではないのです。
ただし、LINEやメールなどで「今日絶対に浮気する」と分っている場合、さらに場所が特定できている場合などは話が別。
探偵によっては依頼を引き受けるかもしれません。
しかし料金は割高になるケースが多いので、やはり事前に相談、見積もりを依頼したほうが無難です。
1日のみの調査でも、事前に契約を終えていれば計画的な調査が可能。費用も安く抑えられます。
まとめ
感情的になっている依頼者を落ち着かせ、理性的な行動を促すのも探偵の役目。
何があったのか、調査の目的は何なのか、どうしてそんなに急いでいるのか…
丁寧に話を聞き、情報収集に努める「プロの姿勢」。
探偵に求められる基本的な行動原則です。
感情的な言動をそのまま鵜のみにすることはできません。
例えば浮気調査の場合。時に探偵は「悩み相談」や「人生相談」の相手になることもあります。
丹念に依頼者の愚痴、不安な思いを聞き、そして一握りの「情報」を仕分けします。
そして限られた情報の中から、調査計画を立案していくのです。
即日の調査では、その時間的な余裕もありません。
調査が失敗する危険性も高いはず。
最悪の場合、費用も無駄になります。
従って、良心的な探偵は「あえて当日の依頼を断る」姿勢を徹底しています。