【旦那がW不倫】正しい対処法は?相手から慰謝料請求が届くことも

浮気が発覚した時の対処法

【旦那がW不倫】正しい対処法は?相手から慰謝料請求が届くことも

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お互いに家庭があるのに、浮気をすることを「W不倫」といいます。

相手が独り身ならまだしも、なぜ既婚者同士が浮気をするのか?不思議で仕方がありません。

なぜW不倫をするのか?普通の不倫とは何が違うのか?

詳しく見ていきましょう。

旦那のダブル不倫が発覚したら|まず弁護士に相談することが最優先

慰謝料を請求された。離婚を決意した。

どのような行動をとるにしろ、あなた1人で対応することはできません。

というのも「民法」が関わってくるからです。

旦那のダブル不倫が発覚したら、まず「弁護士」に相談することが最優先です。

単なる不倫であれば、探偵に依頼して証拠を確保▶旦那と不倫相手に突きつける▶制裁を与える、という手順が踏めるのですが…

ダブル不倫の場合、不倫の被害にあっているのはあなただけではありません。

相手側の妻もまた、被害者の1人なのです。

ですから、浮気相手側の妻からあなたに対して「慰謝料請求が届く」こともあるからです。

こうなると、あなた1人で事を解決することがとても難しくなります。
(法律問題なども絡んできますからね)

  • わたしも不倫の被害者なのに…
  • 悪いのはダブル不倫をした旦那でしょ!
  • わたしも慰謝料を請求したい!

…というような場合は、

なので、法律(不倫問題)に詳しい弁護士に相談することが一番です。

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旦那がダブル不倫していた場合|あなたにも慰謝料請求が届く可能性あり

どんな不倫だろうと、された方としては変わらないと思うかもしれませんが、実は大きな差があります。

それは慰謝料です。

額にそれほど差はありません。

でも、あなたが相手に請求しなくても、相手の旦那からあなたの旦那へと、慰謝料請求がされることがあります。

もちろん、証拠をそろえられたら言い逃れはできません。

相手の出方次第では、旦那の今後の出世などにも響く可能性もあります。

どのような状態で不倫をしていたかによって額には差があります。

目安として、W不倫の慰謝料の相場は100~500万円くらいです。

このように、W不倫は普通の不倫と違い、あなたの家庭の資産を減らされるリスクがあるのです。

私も慰謝料を請求したい!請求する時は慎重に進めること

浮気をされて、耐えていたら家計から慰謝料を支払わなくてはならない…なんて、泣きっ面に蜂ですよね。

慰謝料を請求されたら、あなたも浮気相手に慰謝料を請求しましょう。

そうすれば、奪われた分を補填することが可能です。

離婚の決意を固めれば、慰謝料の額はさらに跳ね上がります。

逆に言えば、あなたたちは婚姻を継続したといても、相手の方が離婚をすれば、高額な慰謝料を請求されます。

ですから、旦那がW不倫をしていると発覚したときは、相手への慰謝料請求は慎重に行ってください。

こちらが行えばあちらの旦那も確実に、こちらへ慰謝料請求してくると考えておいた方がいいでしょう。

もちろん、旦那との離婚に踏み切るなら、家計への心配はする必要がありません。

離婚する場合は、不倫相手だけではなく旦那へも慰謝料を請求します。

そして、財産分与を行い、養育費についても取り決め、すっきりして別れましょう。

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なぜダブル不倫をしてしまう?その心理について

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最近では既婚者だけが浮気相手を募るSNSも存在します。

それだけW不倫には、未婚者とする不倫以上のウマみがあります。

では、具体的にはどのようなウマみなのか?というと、

  1. 既婚者同士だからわかりあえることが多い
  2. 未婚者との不倫にはリスクが多い
  3. 罪悪感が少ない

上記3点が挙げられます。

既婚者同士だから分かりあえることが多い

未婚と既婚では、友達同士でも考えや生活スタイルが、全く違うと感じたことはありませんか?

やはり結婚している人の気持ちは、結婚している人のほうがくみ取りやすいのです。

未婚の彼女では家庭の愚痴も、本当のところはわかってくれていないなと感じることがあるでしょう。

しかし、既婚者同士なら、自分の身に置き換えて、悩みや愚痴にもしっかり共感してくれます。

浮気は性欲を発散させたいからだけではなく、癒やされたいからするということが多いのです。

親身になって共感してくれる既婚者と不倫関係になる方が満たされるので、不倫関係になりやすいのです。

未婚者との不倫にはリスクが多い

未婚者は結婚していませんから、いつかは不倫相手と結婚したいと夢見ている人も大勢います。

男が浮気をするときの常套句は「妻と上手くいっていない」「そのうち離婚してお前と結婚する」です。

しかし、こういったウソは不倫関係に持ち込むのには有効です。

が、後からとても危険を伴います。

言われたことを鵜呑みにした不倫相手がしびれを切らして、妻に離婚を迫ったという事例はいくらでもあるのです。

ですから、最初から遊びと割り切って不倫をするなら、妻の座を狙ってこない既婚者としたほうがリスクがありません。

罪悪感が少ない

不倫をしていても、全く罪悪感がないという人は逆に珍しいです。

どんな人も、心の底ではわずかでも罪悪感を持っています。

未婚者と不倫をした場合は、その罪悪感を一人で抱えなくてはいけません。

しかし、既婚者と浮気をすれば、相手も旦那を裏切っているのです。

いわば完全な共犯者で、罪を犯している仲間としてより強固な関係となるのです。

1人ではなく「複数の女と」浮気をしていることもある!原因は?

浮気性と一口に言っても「一人の女性との浮気を繰り返す人」と、「複数の女性と同時に付き合い浮気する人」の場合、心理には大きな差があります。

複数の女性と浮気を繰り返す男性の場合、幼少期などに大きなトラウマがあることが多いのです。

幼児期にしっかり愛情をもらうことができずに大人になった人には、「見捨てられ不安」というものが常につきまとうことがあります。

見捨てられ不安とはどんな症状?

親でさえきちんと愛情をくれなかった。

だから、妻や付き合った女性だって、いつか自分を捨ててどこかへ行ってしまうのではないか?と、深層心理で恐れている状態です。

誰の愛情も続くものではないと思いこんでしまいます。

なので、、たった一人を真剣に愛してしまったら、見捨てられた時に自分は人としてやっていけない…となってしまいます。

そして、予防策として、いつでもストックの女性をたくさん作りたがるのです

つまり、複数の浮気相手は、あなたが旦那を捨ててしたったときの命綱なのです。

見捨てられ不安の特徴|心の底から満たされることが極めて少ない

本人が自分の深層心理に気がついていない場合も多いです。

「自分はただのひどい浮気性だ」と、思い込んでいることも珍しくはありません。

しかし、こういった傾向がある人は、心の底から満たされることがありません。

いくら複数の女性と浮気をしても、どんなに素晴らしい女性と結婚しても。

常に不安だからこそ浮気をしてしまうのです。

見捨てられ不安を治すためにはどうすればいい?

見捨てられ不安の場合、本人も満たされず誰も幸せになれない「浮気のループ」を巡っている可能性があります。

旦那がこのタイプだなと気がついたら「ちゃんと愛しているから、絶対に見捨てないよ」と、わかってもらう必要があります。

これは、一度言ったくらいで、すぐに解決するような問題ではありません。

長い時間と根気が必要となります。

専門の心理カウンセラーに見てもらうのもいいでしょう。

ただし、他のメンタルケアの場合もそうですが、カウンセリングは魔法ではありません。

本人が自分の歪みを理解し、きちんと自分から治したいと思わない限り、改善されることはないのです。

情も大切だけど、あなたの身体の方が大事|ツラい時には逃げるのもあり

このように、複数の浮気をくり返す人は、メンタルに問題がある こともあります。

しかし、大人になってから自分のトラウマや悪いところと向き合うのは、とても大変なことです。

中には妻がいくら言っても自覚せずに、治そうともしない男性もいます。

あなたが支え、旦那が改心してトラウマを克服できれば大団円ですが…

世の中はそう上手くいかないことも多いのです。

逆に少しも改善されないまま、妻だけがどんどん追い込まれていくケースも存在します。

生涯添い遂げると誓った人ですから、最後まで付き合いたいと思いますよね。

でも、あなたが心を病んで壊れてしまっては意味がありません。

パートナーの浮気は、それだけでPTSDになり、カウンセリングにかかる人もいる出来事です。

複数と何度も浮気をされたのなら、すでにあなたの心がボロボロです。

他人を支える余力なんて残っていないこともあるのです。

ですから、冷静に自分を見つめ無理だと判断したら、離婚するのも一つの道です。

時には「共依存」に陥っている可能性もある

世の中には共依存というものも存在します。

献身的に支えようとするあまり、互いに異常な依存関係に陥ってしまいます。

その結果、かえって二人のメンタル面や悪癖を悪化させてしまう関係のことです。

相手に同情しすぎてしまったり、旦那を支えることだけに生きがいを感じすぎてしまった場合は要注意。

共依存に陥りやすいからです。

しかも、自分で気がつくことがとても難しいという、恐ろしい状態です。

このように、複数の女性と浮気をする男性と結婚してしまった場合は、婚姻を継続するのがとても困難です。

自分だけで判断できないときには、カウンセリングや信用できる知り合いの手を借り、第三者の目で冷静に判断してもらうといいでしょう。