自力での浮気調査
【旦那の浮気】尾行して自力で浮気調査はできる?必要な証拠や危険性について
ドラマや映画の影響もあり、浮気調査といったら尾行を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
用心深い相手なら、スマホやパソコンにロックをかけ、レシートやカード明細はすぐに処分するなど、徹底的に浮気がバレないよう対策を練ってきます。
そういう手強い相手には、尾行がとても有効です。
けれど、素人が簡単に尾行などできるのでしょうか?
この記事の目次
- 1. 旦那の浮気が発覚|尾行して浮気を調査するメリットとデメリット
- 2. 自力で尾行する時に気をつけることは主に5つ
- 3. 旦那の浮気を調査する|浮気を証明するために必要な証拠とは?
- 4. 自力で不貞行為の証拠を集めるのは、ほぼ不可能
- 5. 素人の尾行は危険がいっぱい!主な危険
- 6. どうしても自力で尾行したい!という時に必須の道具
- 7. 失敗したくない!絶対に証拠が欲しい!という時は探偵に依頼
旦那の浮気が発覚|尾行して浮気を調査するメリットとデメリット
浮気調査の定番といえば「尾行」です。
尾行は探偵も行う調査方法です。
ただ、探偵は浮気調査のプロですが、あなたは素人です。
なので、探偵のような尾行はできないと思った方がいいです。
そのことを踏まえた上で、自力で尾行するメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
メリットとして挙げられる点は下記の3つです。
- お金がかからない
(道具を買い揃えるなら別) - 今すぐはじめられる
- 都合にあわせて動ける
探偵に頼むとお金がかかりますが、自力で尾行するならお金はかかりません。
また、尾行しよう!と思ったタイミングで動き出せます。
ただ、メリットはこれくらいです。
正直、デメリットや危険の方が多いです。
デメリット
デメリットとして挙げられる点は下記の5つです。
- 失敗する・バレる可能性が高い
- 尾行中に見失ってしまうこともある
- 証拠を確保できない可能性もある
- 不慮の事故に巻き込まれる危険がある
- 体力・精神的にまいる
まず考えられるデメリットが「失敗する・バレる」危険です
あなたは素人です。
いくら気をつけているつもりでも、一瞬でバレる可能性があります。
もしバレて失敗してしまったら・・・立場が一気に逆転。
浮気の証拠はすべて隠滅され、あなたが悪者扱いされるでしょう。
また、最悪の場合、事故に巻き込まれて怪我をするおそれもあります。
「私に限ってそんなこと」と思うかもしれませんが・・・
旦那を尾行することに集中しすぎて、周りが見えなくなるんですよね。
で、車やバイクに気が付かず事故に遭ってしまうことも。
どうしても自力で尾行したい!というなら、このようなリスクがあることを覚悟してください。
自力で尾行する時に気をつけることは主に5つ
探偵には絶対に頼まない。
1人で尾行してやる!という時は、下記の5つがポイントです。
1.GPSを仕掛ける
いくら時間があっても、24時間相手を尾行するのは不可能ですよね。
浮気も毎日してるわけではありません。
そこで、無駄足を踏まないようにするためにも、尾行するなら相手にGPSを仕掛けることをおすすめします。
最近では探偵が使用するようなGPSも、レンタルで比較的安価に借りることができるようになりました。
パートナーのスマホにアプリを仕込めるなら、スマホのGPSを使用して相手の位置を確認することもできます。
GPSは尾行目的以外でも、浮気調査には強い味方になってくれます。
いきなり尾行をするよりはGPSを仕掛けることから始めるのがいいでしょう。
2.パートナーが知っている服や持ち物は一切使用しない
あなたは旦那に顔が知られているいるため、多少洋服を変えたくらいだとすぐにバレてしまいます。
夫婦ですから、少し見た目を変えたくらいでは、すぐに気づかれてしまう可能性が高いです。
かといって帽子やサングラス、マスクを着用して変装すると、かえって怪しさが増してしまいます。
そこで、尾行中は家にある洋服やバッグやアクセサリーなどは使用しないようにしましょう。
できれば、普段ならまったく着ないようなテイストのものを用意してください。
3.できるだけ距離をあけて尾行する
ドラマで見かける尾行のシーンでは、たった数メートルしか距離を取っていません。
が、自分で尾行する場合は、極力距離をあけて尾行しましょう。
できるだけ相手の視線に自分が入らないようにしてください。
離れすぎてはぐれてしまっても尾行は何度もチャレンジできます。
けれど、一回でも尾行していることに気がつかれてしまえば、浮気調査は大失敗です。
相手は警戒してますますバレないように工作するでしょうし、あなたへの信用も揺らいでしまいます。
4.乗り物に乗った時は要注意
外だったら好きなように距離をあけられますが、乗り物に乗ってしまうとそうはいきません。
できるだけ相手から離れ、後ろから見張る位置にいるようにしてください。
電車の場合は、相手が下車したらすぐに追えるよう、出入り口付近に場所取りをするといいでしょう。
相手が降りようとしたらすぐに動くのではなく、少し時間をずらして動きます。
5.現場を押さえても突撃しない
浮気を調べる上で大切なのは、言い逃れができないような証拠をきちんと確保することです。
2人が寄り添って歩く姿などを直接見てしまえば、腸が煮えくり返りそうになると思いますが、ぐっと耐えてください。
感情のままに突撃しても、一時的に気分はすっきりするかもしれません。
ですが、必ずいい結果とはなりません。
写真や動画などで動かぬ証拠を確保したら、その日は堪えてその場から離れましょう。
旦那の浮気を調査する|浮気を証明するために必要な証拠とは?
旦那が浮気しているからといって、闇雲に尾行するのはNGです。
というのも、浮気を証明するためには「言い逃れできない・絶対的な証拠」が必要だからです。
次のような証拠だけでは、法的に浮気と認められない可能性があります。
(浮気は民法709条・710条の不法行為に該当します。これを立証できれば慰謝料や損害賠償を請求できます)
- 女と2人で歩いていたところをスマホで撮影した
- 女と手をつないでいた、ハグしていたところを撮影した
- 女とレストランにいるところを撮影した
・・・などなど。
一般的には「浮気でしょ!」と思えるような場面でも、法的には浮気と認められません。
では、どのような場面なら・どのような証拠を集めれば浮気と認められるのか?
場面の例が次の通りです。
- 浮気相手とラブホテルに出入りしている写真・動画
(滞在時間が20分・30分以上) - 浮気相手の自宅やアパートに出入りしている写真・動画
(滞在時間が2・3時間以上)
※滞在時間が短いと「休憩していただけ」「食事をしていただけ」という言い訳が通用してしまいます。
そして、絶対に必要な証拠が【不貞行為の証拠】です。
不貞行為=配偶者以外の異性との性行為
つまり、性行為があったことを証明できないと、法的には浮気と認められないんですね。
自力で不貞行為の証拠を集めるのは、ほぼ不可能
バレずに尾行する▶張り込む▶撮影する
この調査を自力でできますか?
探偵に負けない自信があるなら止めませんが、素人には到底ムリです。
なので、自力で不貞行為の証拠を集めるのは”ほぼ不可能”といえます。
確実に証拠を確保して制裁を与えるなら、探偵に依頼した方がいいですよ。
参考▶▶失敗したくない!絶対に証拠が欲しい!という時は探偵に依頼
素人の尾行は危険がいっぱい!主な危険
先ほどの「デメリット」の項目でも解説しましたが、素人の尾行にはとにかく危険がつきまといます。
1.バレる可能性が高い
気をつけないよう慎重に尾行していても、実はバレていた〜ということがあります。
かといって、あまり距離を取りすぎると見失ってしまいます。
2.バレずに尾行できても証拠が掴めない
バレずに尾行できても、結局証拠が一つも掴めずに終わることもあります。
女と2人で歩いているところを撮影したけど、顔が鮮明に写らなかった。
浮気相手だと思ったら、会社の同僚だった。
という結果に終わることもあります。
3.不慮の事故に巻き込まれてしまう
尾行に集中するがあまり、車・バイクに気付かず事故に遭ってしまう可能性もあります。
最悪の場合、命を落とすこともありますから・・・1人での尾行は本当に危険なんです。
4.あなたが悪者になる可能性もある
尾行がバレてしまうと、間違いなく立場が逆転します。
「何もやましいことはしていないのに、オレの浮気を疑って尾行した妻」というレッテルを貼られてしまいます。
夫婦仲にも亀裂が入ってしまいます。
5.失敗すると証拠をすべて消されてしまう
これが一番困るんですよね。
証拠がなくなってしまったら、どうあがいても浮気を立証できません。
慰謝料を請求したくても、離婚したくても、証拠がなくてはどうにもできません。
ですから、確実に制裁を与えるなら、探偵に依頼した方が安心できます。
どうしても自力で尾行したい!という時に必須の道具
どうしても・何が何でも自力で尾行したい!という時は、下記の道具を活用しましょう。
1.カメラ
スマホのカメラでは不十分です。
夜間でも顔をハッキリ撮影できるカメラが好ましいです。
また、遠くからでも撮影できる望遠機能も必要。
一眼レフを買えば間違いないですね。
2.GPS
旦那の行動を把握するために、GPSは役立ちます。
最近ではリーズナブルな値段でGPSをレンタルできます。
下記で紹介している「イチロク」というサービスは、様々なGPSのレンタルをしています。
ぜひご活用ください。
3.カモフラージュ
いつも通りの格好で尾行するのはNG。
すぐにバレてしまいます。
かといって、あからさまな変装も”怪しい人がいる”という印象を与える可能性があります。
普段はかぶらないような帽子をかぶる、着ないようなコートを着る。
頭と身体の印象を変えるだけでも、かなりバレにくくなります。
失敗したくない!絶対に証拠が欲しい!という時は探偵に依頼
探偵は浮気調査のプロです。
依頼のうち「約70%」が浮気調査の依頼です。
怪しいイメージが強いですが、探偵事務所は「公安委員会(警察署)」に届出を提出して運営しています。
なので、警察に認められている機関といえるんです。
ただ、お金がかかるという点がネックですが・・・
旦那と浮気相手から慰謝料を払ってもらえば、十分にまかなえますよ。